ファイナンシャルプランナーの役割とは？

私の頭にはこの疑問が浮かびました。

たしかに聞かれた答えに対して、一定の条件をつければどちらが正解なのか出てくるかもしれません。
でも、条件が違えば正解は変わります。

そしてその正解は「損得」だけで決まるものなのか？

家を買う理由に「家賃がもったいない」という理由が多くあるのは理解しています。

でもそれ以上に
・夢のマイホームが欲しい
・賃貸では手狭・近隣の音が気になる
・お子さんが足音などを気にせず遊べるようにしてあげたい
・広いキッチンで料理がしたい

など感情面の理由が大きいと思うんです。

賃貸は何より引越しのしやすさ、身軽さがいいですよね。

正直、私はその人に合っていればどっちでもいいと思っています。

わざわざどちらかの立場に立つ必要なんてないと思うんです。

仮に私が購入派だったとしたら、賃貸がいいという人の意見を
自分の理論でひっくり返してやろう。
どちらか迷っている人を自分が旗を振ってこちらに導こう。

そんな風になってしまいそうですよね。

ではその通りご相談に来ていただいた方を自分の答えに導けたときに
満足するのは誰でしょうか。

自分の答えが認められたファイナンシャルプランナーではないでしょうか。
考えれば考えるほど、私にはしっくりきませんでした。

長くなってしまいましたが、
一番に喜んで欲しいのは、「相談者さん」です。

話の中心にはご相談に来てくださった方がいてほしい。

たくさん考えて私がしっくりきたファイナンシャルプランナーの役割は
「あなたにとって1番いい答えを一緒に探すこと」でした。

困っていることや悩んでいること、こうなったら嬉しい、こういう未来なら楽しく過ごせる
などたくさんお話しを聞かせていただき、
現状の改善、未来への対策を一緒に考え、楽しく過ごせるこれからを作る。

自分の主観やジャッジは入れず、ご相談に来られた方が安心していただくこと。
これが何よりも大切だと、改めて気づくことができました。

一見アンチコメントのように感じてしまいますが、
今一度自分の役割を振り返させてくれる、いいきっかけになりました😊

ついつい熱くなり、長く書いてしまいました。
もし最後まで読んでくれた方がいたら、ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

これからもご相談に来られた方が、安心してこれからを過ごしていけるように
皆様に寄り添えるファイナンシャルプランナーでありたい
さらに自分を磨いていきたいと思います。

寒くなってきましたので、体調管理には気をつけて
元気に過ごしていきましょう！